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初めまして。

2022年03月22日 00:00
カテゴリ: 大越とのコラボ

こんにちは、本日は本ホームページにアクセス頂きありがとうございます。
私は、この春に中学校を卒業して高校生となる、春海煌太郎と申します。
今回は、元NHKキャスターの大越健介さんとのコラボでウクライナの様子を
載せていきたいと考えております。
皆さん、これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
令和4年3月22日 春海煌太郎

この1週間、ポーランドのウクライナ国境で取材を続け、何度も胸が締め付けられました。
ウクライナの決まりで、60歳までの成人男性は、祖国防衛のために国に残る事が求められています。
避難民を受け入れるシェルター(避難所)などでの取材は細心の注意を払ったつもりでした。
だが、自分の愚かさを悔いる場面もありました。
この女性は、「これからの落ち着き先が決まっていないこと」「ポーランドで、何でもいいから仕事を探したい気持ちであること」を話してくれました。
だが、そこでやめておけばよかったのです。
「ご家族とは連絡を取り合えていますか」と質問すると、彼女の目から大粒の涙がこぼれ、言葉を発することができなくなりました。
「ごめんなさい。つらいことを思い出させてしまいました。」と、その場を立ち去りました。
How stupid I am! なぜだかわからないが、心の中で自分を英語でののしっていました。
厳しい状況の中で取材に応じてくれた人・取材を手伝ってくれた人たちに心から感謝しています。
一連の取材を終えて、スタッフが、「ぜひ、また来ましょう。平和が戻ったら、ウクライナに入り人の声を聴きましょう」と言いました。
そして、世界ではウクライナだけでなく、シリアなどの中東や、アフリカ。ミャンマーなどのアジアそして中南米と、深刻な人道危機が、同時並行で起きていることを忘れてはならないと思います。  
8時間という、成田空港での長すぎる待ち時間の中で、そのことを考え続けています。
文責:大越健介(元NHK・報道ステーションキャスター)

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